5基で回せ

シーズンも9戦を消化、サマーブレイクを
挟んで後半は10戦。

つまり、まだ半分も消化していないわけですが・・・。

今季、コンセッション適応のKTMアプリリア
シーズン9基までエンジンが使用できる規定に対し
コンセッションが適用されないホンダ、ヤマハ
スズキ、ドゥカティはシーズン7基まで使用可能と
なっています。

9戦を終えた多くのライダーが4基目のエンジン
あるいは5基目のエンジンを投入しているにも
関わらず、まだわずか3基目のエンジンで走っている
ライダーが居ます。
それがペトロナスヤマハのファビオ・クワッタハッホです。

やはり、シーズン前に噂された通り、彼には年間
わずか5基しかエンジンが供給されず、そのためにシーズン中も
エンジンを労わるために、回転数制限をかけられており
本来のエンジンパワーを駆使して走っているわけでは無いようです。

まあ、これはビニャーレスがコメントしていますが
クワッタハッホの場合、ピークパワーというより、
とにかくコーナーリングのボトムスピードを高く保つ
乗り方だそうですから、ピークパワーを少々削られても
タイムに影響が無いのかも。

今季4人のライダーに最新モデルを投入する決断をした
ヤマハですが、やはりと言いますか、今の体制だと
4人に同じ体制でマシンを供給することは出来ないんですね。

ただ、今季の成績を加味して考えた場合、来年、この4人の
ライダーの扱いの序列が変わりそうな予感がします。
特にクワッタハッホとモルビデリに関しては・・・・。