一周回ってストーブリーグ

ヤマハがマーヴェリック・ビニャーレスとの

2年契約を更新したと発表しました。

今年は多くのライダーの契約が終了し、シート状況が

大きくシャッフルされると噂されていただけに、

いち早く先手を打ってきた格好ですね。

ヤマハはビニャーレスを軸に据えて戦うと腹をくくったか。

 

しかし、ライダーの契約がいわゆるシーズン終了後の

オフに行われるからストーブリーグと言われていたのに

それがどんどん早くなってきた理由は、やはり

翌年乗るライダーが早く決まると、翌年向けのマシンの

開発の絞込みが早い段階から出来るというメリットがあるからでしょうね。

 

だからかつてオフシーズンの契約だったのが、サマーブレイク終了後の

チェコGP近辺から契約の話が出てきて、それが早まって

シーズン半ばのフランスGP、それが早まって開幕戦直後

というところまで来ていのが、とうとうシーズン前に契約更改となるまでに

早まってしまったと。

まさに一周回ってストーブの季節に契約更改。

 

まあ、ヤマハとしてはロッシの動向が不明である以上、もう一方の

軸を早めに決めないと開発にも支障が出ますし、ドゥカティ

彼を狙っていると言われていましたからね。

噂では、ビニャーレスのパートナーにはファビオ・クワッタハッホが

入り、ロッシはもし、残留となった場合はペトロナスヤマハとも

言われていますね。

去年、ロッシがサテライトで走っても良いとコメントしているのは

内々に打診があったのかどうか。

 

意外と今年のライダー市場は泰山鳴動して猫の子一匹の状況に

なるやもしれませんね。