タイヤへの最適化
菅生では予選及びJSB第1レースが
飾りました。
これで、鈴鹿から怒涛の3連勝。
しかも、あのヤマハファクトリーをぶっちぎり。
開幕戦もてぎのあのレースは何だったのかと
疑問に思うほどの完璧なレースを披露していますね。
今年のHRCのCBRの速さは、インタビューなどを
見ていると、MOTOGPの手法、タイヤに対して車体を
最適化させるやり方をJSBにも導入して
かなり徹底的に合わせ込んできたという感じですかね。
もちろん、フレームから変更のできるMOTOGPと
違って、フレームはあくまでもノーマルベースで
大きな変更は前後のサスペンションユニットと
電子制御になってくると思いますが、このCBRは
本当にBSタイヤにマッチしています。
重量配分もタイヤに合わせて変更しているとのこと。
とにかくタイヤに対してやれることは全部やってきた。
それが好結果に繋がっているようにも思います。
決してエンジンパワーがとかじゃなくね。
だからタイムも全然落ちない。いかに効率よくタイヤを
使ってあげているか。
ヤマハのR1も非常に完成度が高いマシンですが
それゆえにより高いレベルの完成度を目指すのが
難しくなっているというようにも感じられます。
もう、手がないというかね・・・。
ホントにホンダの底力を感じますね。