あちらを立てれば、こちらが立たず
決勝では見事な追い上げで2位になった
スズキのアレックス・リンス。
もはや今年のスズキが強いのは
疑いようのない事実。
ただこの決勝の強さが故に予選がイマイチ
というトレードオフ状態にあるのが今のスズキか。
つまり、決勝でのタイヤの消耗に強いマシン
タイヤに優しいマシンである一方、
予選などのようにわずか一周のウォームアップの後の、
タイムアタックでタイヤの性能を引き出しきることが
難しいマシンになってしまっている印象があります。
これが結局、スタート位置が後ろになってしまい
追い上げるんだけど、トップには届きにくい
というレース展開を生んでいるように思います。
この辺の両立が難しいところですね。
せめてもう一列、グリッドが前なら・・・。