MOTOGP300戦

2002年、雨の鈴鹿で歴史の幕開けとなった
MOTOGPも、今週末のヘレスで
通算300戦目になるそうです。
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この間、最も成功を収めたのがホンダで通算142勝。
次いでヤマハが107勝、ドゥカティが47勝
そして先日リンスが勝ったスズキが3勝となっています。

ホンダはレプソルとのスポンサーシップを継続していて
強固な体制がずっと維持されているのも強みかも知れません。

アルタディス(ゴロワーズ、フォルツゥナ)
JT(キャメル)、FIAT、モビスター、モンスターと
メインスポンサーが結構変わってますから、予算という意味では
浮き沈みが激しい面が影響している部分はあるかも。

スズキは・・・・。

でもいまや市販車も潜望鏡のような潜り込む燃料タンクが
当たり前になってきたし、複雑なフレームレイアウトも
更に電子制御も、特にSSはその影響が顕著ですよね。

これが既に技術的に行き詰まりになっていた2スト、500のままだったら
ここまでの発展は無かったように思います。

そういう意味ではDORNAが2スト500から4スト990にスイッチした
英断は正しかったように思います。
ただし、それによりレースにかかるコストが高騰したのは
間違いなく、それによりレース全体が影響を受けたことも見逃せない部分。
特にタバコマネーが禁止になった2006年以降は
ワークスといえども金策に奔走することになってしまいましたね。

そんな歴史を振り返りつつ、今週末の記念すべき300戦目を
誰が飾るのか、見守りたいと思います。