勝利まであともう少し

スズキと共に真価が問われるのがヤマハです。

ここまでロッシがポイントリーダーから
わずか3ポイント差の51ポイントでランキング2位。
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オースチンでも勝ちが見える位置で走りました。
ただ、スズキに対して明らかにタイヤ面で
劣っていたのも歴然としていました。

一方、もうひとりのライダーである
ビニャーレスは相変わらず出入りの激しいレースで
結果は残らず、わずか14ポイント。
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ロッシが昔と変わらずあくまでも決勝を見据えた
セットアップを進めるスタイルなのに対して
ビニャーレスは一発重視というか、あくまでもタイムに
固執するスタイルを変えていないですね。
特に今年はチーフエンジニアが替わってビニャーレスの
意見が通りやすくなりましたから、ますますその状況に
拍車がかかってしまっているようです。

ヤマハとしては、車体の評価をする上で、一発の速さも
あるし、決勝での強さもあるという意味では今年の
マシンは悪くはない。でも、勝つにはサムシング何かが
足りてないという所でしょうか。
去年までの長いトンネルは脱したようですが
そのサムシングを積み重ねるのがまた難しいところです。

まずは、得意のヘレスで復活の快走と行きたいところですが・・・。