遅咲きの雑草
日本GPで2位表彰台にあがり
通算獲得ポイントで1008となった
カル・クラッチロウ。
1000超えのイギリス人ライダーとなりました。
彼は元々BSBからWSS、WSBと市販車ベースの
レースで戦ってきたライダーでそれだけ様々な
マシンに乗り結果を残してきたライダーです。
一員となって、2009年にタイトル獲得。
2010年にはWSBでヤマハのエースとして2勝。
その粘りつよい走りが認められて2014年には
ドゥカティファクトリー入り。
このコンビはドゥカティが過渡期だったために早々に
解消されたものの、彼の評価は落ちることなくLCRホンダ入り。
そして今やホンダのファクトリーの一員として
開発に欠かせないライダーとなっていますよね。
ホンダが彼と直接契約しているのは評価の表れ。
決してスマートで切れ味鋭いライダーではなく
むしろどちらかというと泥臭いイングランドサッカーみたいな
ライダーですが、それだけにしぶとい。
今のGPに欠かせない名バイプレイヤーですよね。