5度目の挑戦

さて日本GPも注目ですがこちらも注目
BSB最終戦 ブランズハッチ。

初のタイトル獲得に燃えるレオン・ハスラム
彼にとっては実に5度目のタイトルチャンスになります。
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最初のチャンスは遡って2005年シーズン。
エア・ウェイブ・ドゥカティの一員として
BSBに参戦した彼でしたが、彼の前に立ちはだかったのは
なんとチームメイトのグレゴリオ・ラビッラ。
しかも彼は正ライダーではなく、正ライダーだったジェイムズ・ヘイドンが
怪我で欠場している間の代役ライダーで思いのほか
成績が良かったため、レギュラー参戦したという経緯。
シーズンが終わってみればラビッラがスパニッシュとして初の
BSBタイトルを手中に収めることに・・。
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翌年2006年も同じ体制での参戦。
この年はラビッラだけでなく、BSB3年目を迎えていた
HMプラント・ホンダの清成龍一が覚醒して、
3つ巴のシーズン。終盤、清成とハスラムの一騎打ちになるが
これに破れて、清成が初タイトル。
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3度目のチャンスは2008年。
ハスラムは、清成とレイが抜けたHMプラント・ホンダに加入。
一方、ハスラムの抜けたエア・ウェイブ・ドゥカティには
WSB帰りのシェーン・バーンが加入。
終わってみればシェーン・バーンが自身2度目のBSBタイトルを獲得。
ちなみにこの画像にはサイクスとクラッチロウも出てるね。
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そして4度目のチャンスは昨年。
新たにWSBからBSBに復帰してJGスピードフィット・カワサキから
参戦、前年王者の一方、シェーン・バーンはマシンを
カワサキからドゥカティにスイッチして参戦。
2人の争いは最終戦までもつれたものの、最終戦のレース1で
ハスラムがクラッシュリタイアで万事休す。
バーンが5度目のタイトルを獲得しました。
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そして今年は32ポイントのリードを持って
終戦ブランズハッチに臨みます。

キャリアは長いけど、メジャータイトルに恵まれない
レオン・ハスラムに果たして春は来るでしょうか??