つまり、問題はそこ

KTMのマイク・レイトナーが今回の
ドゥカティのパーツに対する抗議について
わかりやすく説明してくれています。

つまり、KTMアプリリアを始めとする
ドゥカティ以外のメーカーはドゥカティ
通称スプーンと呼ばれるデバイスを試していることは
去年の段階で知っていた。
しかし、同時にレギュレーションに抵触することも
わかっていて、エアロパーツを稼働するスイングアームに
付けることはNGであろうと。

ところがドゥカティはこれはあくまでもタイヤの冷却用の
パーツであることを主張、つまりエアロパーツであることは
おくびにも出さず、DORNA、FIMにも主張。

そして、DORNA及びFIMはあっさりとこれを許可してしまった。
彼らはこれがダウンフォースを生み出すパーツであることを
見抜けなかった。

抗議派が何度も繰り返している主張がルールの厳格化と
これを適用する側の人間のレベルについて言及しているのは
こういった理由があるようですね。

早ければ今日、遅くても明日には結論が出そうなこの問題。
果たしてどういう決着を見るのか。