パンドラの箱
結論から言えばドゥカティには
「お咎めなし」
の裁定が下りました。
更なる抗議は可能なようですが
これ以上の抗議は結果が翻る可能性が低い上に
イタズラに労力を消費するだけですから
恐らく他のメーカーも行う可能性は低いように思います。
しかし、今回の結果は今後のMOTOGPの
行き先に暗雲を招くようなものになってしまう
懸念がありますね。
それは先にも述べた通り、今回のような
レギュレーションの隙間を突いて開発されるデバイス
それも本来の目的とは違う説明のフェイクの入った
ものがFIMの認可を得てしまうという状態は
決して健全であるとは言い難い部分ですね。
言ってみれば物は言いよう、解釈は多様が
まかり通ってしまう。
今回の裁定はそのパンドラの箱を開けてしまったか。
アプリリアサイドが散々述べているように
このルールを運営する側のスタッフの認識と知識不足が
今後も改善されないようであれば、ドゥカティは
どんどんとその隙を突いてくることでしょう。
ありますから、彼なんかを起用してくれると
未然に防げそうな気もしますけどね。
・・・・ただ、それでタイトルが取れるかどうかは
また別の話ですが・・・。
あの手この手で策を弄したけど、タイトル取れなかったら
それこそ格好悪いな。