速い遅いより合う合わない

カタールテストでは
ポル・エスパルガロがトップから
わずかコンマ5秒差の9番手に食い込んでみせた一方
エースとして期待されるザルコは
トップから1.5秒差の19番手に終わりました。
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ザルコのコメントを読む限り
やはり、コーナーのエントリーに問題を抱えているため
コーナーリングスピードそのものが低くなっているのが
目下の課題で、ポルとの差もそこにあり、
ザルコ自身も色々と試したいアイデアがあるようです。

ザルコの苦戦が初めてのV4マシンに乗ったことによるものか
パイプフレームのシャシーによるものかは
分かりませんが、テック3の2人のライダー
オリベイラとシャーリンの低迷を見る限り、
後者のような気がしてならない。

つまり、パイプフレームのこのマシンは
アルミフレームのマシンの感覚で操作しても
上手くいかない、もっとこのマシンに適した
ライディングをしないと速さが発揮でないということでしょうか。

つまりマシン自体の速さがどうこうエンジンパワーがどうこう
というよりは、このマシンに合った走りが出来るか?
というポイントが重要な気がします。

だからハマらないライダーは幾ら調整してもハマらない。
ということに成りかねない。

ザルコも色々試行錯誤を繰り返しているようですが
その先の光明はまだ見えてきていないようです。