リンスとスズキ

カタールテスト初日が2番手
2日目はとうとうトップタイムと
絶好調と言っていい、スズキのアレックス・リンス。
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わずかMOTOGP3年目の若手がスズキの
期待通りにエースとして覚醒した感はありますね。

スズキの寺田さんだったかと思いますが、
イアンノーネの乗り方はウチのマシンに合ってない
と言っていたことがあります。
これは裏を返せば、リンスには合っているということ。
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イアンノーネが比較的ブレーキングをハードにかけて
しっかり止めて曲げるスタイルのライダーとすれば
リンスはスムーズにマシンを寝かし込んでコーナー速度を
維持して走るスタイル。
その方が、GSX-RRには合っているということなんでしょうね。

ただこの乗り方だとどうしてもタイヤのエッジ部分の
グリップを使いますから、レースになるとタイヤの消耗との
戦いになる部分があって、どうしても転倒が多くなる傾向が
あります。
この辺は前後のタイヤのグリップバランスとも関係があると
思いますが・・・。
タイヤも前後均等に消耗していくわけじゃありませんからね。

今年モデルのGSX-RRはその辺、ミシュランを手の内に
入れてきたなという印象が強いですね。

印象としてはどうしてもアッサリ目、薄めのリンスですが
今シーズンは強烈な印象を残すことが出来るでしょうか?