良くない兆候

カタールテストが始まっていますが
王者 レプソル・ホンダのペースが上がってきません。

もちろん、手首の負傷が癒えていない
ロレンツォは連続周回も出来ないくらいですから
仕方がない一方、肩の具合が治りつつあるマルケス
ペースも上がってきません。
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以前書いたように、今年モデルのRC213Vはエアインテークダクトから
エアボックスまでをストレートに結ぶレイアウトを
採用しているため、トップスピードは伸びていますが
反面、エアダクトをステアリングヘッド下を貫通させるため
この周辺の構造、肉厚を変えているので、去年までとは
ハンドリング特性が若干変わっているようですね。

それに対して、ホルヘとマルクというエース2人が
100%でのマキシマムアタックが出来ていないため
フレームの正しい評価が出来かねているというのが現状でしょうか?
70%、80%の走りではフレーム評価はなかなか難しい面があると
思われます。
そしてそれを差し引いても、速さが無い感じですね。
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実際、2019年モデルで走るクラッチロウよりも従来型
フレームの旧型車で走る中上君の方が速いというのが
なにげに、今の現状を証明しているような気がしますが
いかんせんクラッチロウも万全じゃないから、
どこに問題点があるのか、わかりにくくなっている。
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このままシーズンに突入すると、良くない
そんな予感がひしひしと感じられますね。