クラッチロウの立ち位置

カル・クラッチロウがHRCとの契約を延長。
オプション扱いになっていた2020年の契約を
更新することで、2020年までHRCの一員として
走ることになりました。

ホンダは2020年までマルケス、ロレンツォ、クラッチロウの
3人で開発を進めていくということですね。
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今年のマルケス、ペドロサ、クラッチロウもそうですが、
余りに対照的な好み、スタイルを持つマルケスとペドロサの
間に入っているクラッチロウの意見というのは非常に
HRC的にも重宝しているんじゃないでしょうか。

なまじ何でも乗りこなしてしまうマルケスと神経質なほど
セッティングにうるさいペドロサの間って意味でね。

実際、レースでもマルケスが転倒を回避するようなケースでも
クラッチロウは転倒してしまう。
逆に言えば、クラッチロウが転倒しにくいマシンになれば
RC213Vそのものの底上げに繋がると思います。

来年もマルケスとロレンツォというおよそライディングスタイルが
真逆の2人がエースとして走るわけですから
その中間的位置づけという意味でクラッチロウの
立ち位置は重要になってくると思います。

今回の契約延長もHRCクラッチロウに対する
高い評価の表れだと思いますね。