ライディングとの相性
ヘレス合同テストは2日間トータルの
トップタイムはグレシー二のサム・ロウズが
マークしています。
昨年のオフテストからずっと好調を維持していますね。
ロウズというといかんせん安定感の欠ける転倒の
多いライダーというイメージがあるかと思いますが
その前はスピードアップのシャシーと少なからず
彼のライディングとの相性がいいとは言い難いマシンで
走っていることも転倒の多さに結びついているか。
というのも彼は非常にリヤをスライドさせるスタイルですから
フロントのスタビリティが重要。
ミシュランタイヤはそういうスタイルに合ってませんし、
KTMはどちらかというと2次旋回で勝負するマシン。
ブレーキングのスタビリティに優れているカレックスは
ロウズのスタイルにベストマッチと言えるでしょうね。
彼は彼のスタイルがハマった時は非常に速いライダーですから
今年は大暴れをしてくれる予感がしてます。