いよいよ本命か

ヘレスではMOTO2、3の合同テストが始まっています。

初日のトップタイムはVR46のルカ・マリーニ。
去年のテストからずっと好調ですけど
今年もその好調を維持していますね。
これはいよいよ今年の本命と言ってもいいかもしれません。
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以前も書きましたが、今年からの新生MOTO2は
エンジンが3気筒、765ccになったことで非常にトルクフルになり
タイヤが一回り太くなったこともあって、これまでの4気筒の
ように、コーナーリング後半、車体が寝ている状態からジワジワ
アクセルを開けるのではなく、立ち上がりでしっかり
マシンを起こして、アクセルを大きく開けるような乗り方への
アジャストが必要になります。

その点、ロッシ同様、手足が長く、その手足の間でマシンを
自由自在に操れるマリーニは、アジャストが容易に出来るかなと
思っていましたが、やはりですね。
そういうライディングスタイルの柔軟性もロッシ譲りですかね。

2番手にはこれまた好調維持のサム・ロウズ。
彼は転倒がつきものなんですけど、去年のKTMやその前の
スピードアップに比べて、今年はカレックスに戻って
車体が非常に安定感がありますから、彼のように振り回して
走るスタイルにはベストマッチングかも知れません。

そしてもちろん、アレックス・マルケスも4番手と
今年もカレックス優勢は変わりがない模様です。

面白いのはマリーニもロウズもアレックスも偉大な兄を
もつ兄弟(マリーニは違うが)ライダーということ。
DNAの力は偉大だ。ということでしょうか。