光明は見えたか
セパンテスト開始当初こそ
ペースの上がらなかったザルコですが
最終的にはそこそこの評価はしたようですね。
ただ彼に言わせると、勝つにはまだまだやらなければ
ならないことが山積みだということ。
それでも昨年終盤から逆回転クランクエンジンを
投入して、それにあわせてシャシーを新しくしたことを
考えると、エースが一定の評価をしたことは大きいのでは
無いかな。モチベーションが落ちないという意味で。
一方、大絶賛だったのがポル・エスパルガロ。
これまでに無いビッグステップだとのことですが
それは彼が過去KTMで過ごした2年の経験と照らし合わせても
大きな進歩を遂げたということなんでしょうね。
この辺りにあくまでも優勝を見据えたコメントのザルコと
KTMで2年過ごしたポルとの見据えている目標の
高さが違うということが分かりますね。
そして、KTMが狙ったのはまさにそういうこと。
少なくとも昨年よりはトップとの差は縮まっているようです。
今年、1年、一回でも注目に値する走りを見せることは
出来るでしょうか。