驚愕のタイムとそれぞれの戦術
トップ10トライアル中止も考慮しての
予選からのマキシマムアタックが見られました。
そして予選2回目ブルーライダーのセッションで
従来のレコードを大きく更新するタイムをマークし
全セッション通してのトップタイムをマーク。
これはもう驚愕のタイムと言えるでしょう。
渡辺一馬選手を加えたアベレージタイムでヤマハを
上回り、総合でトップタイム。
明日のトップ10トライアルが行われなければポールが
確定となります。
ただし、今日の予選の段階でレイがニュータイヤでの
アタックを敢行したのに対して
ロウズもタイムを見る限り、新品タイヤでのアタックは
行わなかった模様。
つまり、ヤマハは新品タイヤを2セット温存したわけで
これを決勝で最初から投入してくるとすると、
今回ポールを取らないという戦術もそこまで見越した結果とも
取れなくはありません。
ただし、決勝が雨になるとこのタクティクスも意味を成さなくなります。
レインタイヤには本数制限がかからないからです。
そこまで見越してカワサキがニュータイヤを投入したのなら
作戦勝ちかも。
果たして明日の天気は、決勝の天候は?
それぞれの戦術が錯綜しそうですね。