これが今の精一杯

事前テストを経て臨んだサンマリノGPで
ビニャーレスは3番手
ロッシは7番手グリッドを確保しました。

これを良しと取るかどうかですが・・・・。
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正直言って、予選に関してはこれが今のベストの
走りだったかなという印象ですね。
実際、アタックを見ていてもビニャーレスの特徴である
非常に高い速度の進入からのバンキング
そのまま、スライドさせて向きを変えて立ち上がる走りが
出来ていたと思います。
それでもドゥカティ+ホルヘに負けるのが今のヤマハの現状。
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ただ、これはあくまでも予選の話で決勝になると、
電子制御の煮詰めの問題が出てきてしまうんですよね。
つまりライバル勢と同じペースで走っていても、リヤタイヤの
摩耗が早く来てしまってペースを維持できずドロップダウンしてしまう。
むしろ、一発タイムのその先が重要。
そこまでビニャーレスが見越してるかどうかって言われると疑問が残る。

その点、ロッシは常に決勝を見越してタイヤの使い方も考えての
セットアップをしてくるので、期待が持てそうですが・・・。
その辺がむしろ、予選の不振に繋がっているとも見えるんですよね。
ソフトタイヤの性能を引き出しきれなかったか。
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いずれにしろ、今のヤマハのベストと思える状態で
ライバルにどこまで戦えるのか?それがハッキリと出る
レースになりそうです。