3台目のGSX-RR

カタルニアGPでは今シーズン初
ワイルドカードでシルヴァン・ギュントーリが
走ります。
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スズキは今年は優遇策が使えるので、
ワイルドカード出場の制限も緩くなっており
6戦まで参戦することが出来ますが、その枠を
フルに使えるくらいカリオを参戦させているKTM
比べると、スズキはいかにも少ないですね。

これは日本にベースを置いているメーカーの
難しいところで、ワイルドカード参戦するにはマシンと
テストスタッフを丸々日本からヨーロッパまで送らなければならず
ヨーロッパで陸地移動できるヨーロッパメーカーとは
かかる手間と予算が全く異なる部分が大きいからだと思います。

ホンダやヤマハワイルドカード出場をヨーロッパで
ほとんどしないのも同じ理由だと思われます。

ただ、やはりレギュラーライダーのコメントを聞いて
色々推測するよりも同じ環境、同じ路面、同じタイヤで
一緒に走ることで得られるデータは非常に有用である
ということだと思いますね。
もちろん、レギュラーと一緒に走ることで今の最新の
GPライダーのテクニックを肌で感じられるというのも大きいと
思います。

来季は若手2人のコンビになるだけに、ますます重要な存在となる
ギュントーリの仕事ぶりにも注目ですね。
今や日本国内のテストでも彼が走ってるくらいなんですよね。