そこに勝算はあるか?

今回のチェコGPにはワイルドカードでホンダから
ステファン・ブラドル
スズキからはシルヴァン・ギュントーリが出場します。

ブラドルは今季初、ギュントーリはカタルニアに続いて
シーズン2度目ですね。
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これはチェコGPの後に居残りテストがあって、
そこに彼らも参加するという前提もあるでしょうが、
既に彼らは2019年のプロトタイプを持ち込んでいて
それでレースに出場することによって、事後テストにデータを
活かそうという狙うもあるように思います。
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KTMはミカ・カリオが既に2019年シャシーワイルドカード
出場を行っています。

こうしてライバル達は今シーズンを戦いながらも早くも
来シーズンに向けての先行投資を行っているわけですが
ヤマハは変わらず、ここでもテストはレギュラー2人に
任せるようです。

ワイルドカードは恒例の日本GPに中須賀選手が出場することには
なっているわけですが、本来であれば既に2019年にプロトは
走り出しているタイミングですが、ここでもヤマハは頑なに
従来のスタイルを変えないようですね。
ブルノでライバルと直接比較するのと、もてぎでは2ヶ月の
開きが生じますね。
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既に触れている話ですが、ロッシはヤマハに対して
外国人ライダーのテストライダー起用を口にしていて、
浪人中のジョナス・フォルガーあるいはKTMのシートを失う
ブラッドリー・スミスを取るべきみたいな発言をしていますね。

いわゆるIME問題もそうですが、ヤマハは他のメーカーの
やり方に追随することを良しとしておらず、今までの
開発体制を変えずにここまで来ているわけですが、
果たして。どこまで勝算があってのことか。

ヤマハの復活はここからあるのか?
まさか今シーズン未勝利なんてことにはなって欲しくはないのですが・・・。

それでもヤマハにとって明るいデータはメーカータイトルは
ヤマハがトップを堅持していること。
これは今のM1が決して悪いマシンではなく、
マルケス+RC-Vの組み合わせにだけ
対抗できていないことを示しています。
それ以外のRC-Vユーザーには全然負けていない。

だから勝利まであともうひと押しまで来ているのか。
来季の復活はあるのか?

ヤマハファンとして気を揉むところです。