モノコックでは無いけれど・・・・

噂のドゥカティのニューウェポン
V4パニガーレが発表されました。

で、ストリップ。
イメージ 1
モノコックではなく、ツインスパーになったものの
エンジンを強度メンバーにしている点はパニガーレを
引き継いでますね。

でも、なんでなんでしょうね???

ドゥカティMOTOGPマシンであるGPシリーズは
既にオーソドックスなツインスパーでエンジンを
強度メンバーにする考え方は採用していないのに
なんで、パニガーレは頑なに採用するかな??
イメージ 2
MOTOGPの方でツインスパーを採用した理由の大きなものに
エンジンを強度メンバーとしないことで、エンジンそのものの
肉薄軽量化、シリンダーヘッドの小型化などにより搭載位置の
自由度が上がって、車体全体の重量配分やバランスに貢献するものが
あったからなんだよね。

それと普通のツインスパーだとエンジン整備もエンジンを下ろすだけだから
車体ディメンションに影響は無い。フレームが残るから。
パニガーレ方式だとエンジンを下ろすと、車体がバラバラになるわけだから
ディメンションがミリ単位で狂う可能性がある。

などなど、この方式に関してはメリットよりデメリットの方が
多く思いつくんだけど、それでも採用するってことは
何かのメリットがあるってことなんだと思うけど・・・。
どうなんだろう。

あ、エンジンハンガーを下まで伸ばしてシリンダーヘッドの
下部でボルト留めするのは今のGPマシンのトレンドですね。