ジョナサン・レイの時代

WSB最終戦 カタールが行われ
今季3連覇を飾ったジョナサン・レイ
ダブルウィンを飾り、コーリン・エドワーズ
シーズン通算獲得ポイント、552を4ポイント上回る
556ポイントを獲得、レコードを更新しました。
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カワサキ3年目を迎えたジョナサン・レイは初めて
前年と同じマシンを引き続き使うこともあってか
これまで以上にセッティングが充実しており、
昨年のオフから絶好調、そのままの勢いでシーズンに突入。
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過去2シーズン以上のハイペースでポイントを
積み重ね、タイヤトラブルによるリタイアと
スタート直後の他ライダーとの接触によるピットインリタイア
以外は全戦、表彰台獲得という驚異的なアベレージ。
過去2年に発生していたマシントラブルもZX-10RRになって
エンジンの小改良が生きたのか、トラブルはゼロ。

実に26レースで15勝、2度のリタイア以外は全て表彰台登壇。
積み重ねたポイントは556。
カワサキ3年間の集大成とも言えるシーズンであったと共に
現在のWSBにおいて、1頭抜けている存在であることも示しました。

来季はレギュレーションが変わって王者に足かせを嵌めるような
回転数制限やエンジン開発の凍結などが課されることになりますが
それでも彼にとっては丁度いいハンデとなる。
そう思えてしまうほど、今季のレイは速く、強く、賢く
そしてスキがない、パーフェクトな戦いぶりだったと思います。
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過去にここまで圧倒的な強さを発揮したライダーはそう居ません。
我々は今、リアルタイムでジョナサン・レイの時代を
見ている。そういうことなのかも・・・。