苦労人の戴冠
決しました。
ポールスタートのルーカス・マヒアスが
レースをリード、見事逃げ切って今季2勝目を
あげると共に、自身初のWSSチャンピオンに輝きました。
マヒアスはフランス出身の28歳。
その才能は早くから認められていたもののシートに恵まれず
去年もWSSにフル参戦する話もありましたが
スポンサーがつかず、この話はお流れとなり、
世界耐久にGMT94から参戦。
ライダー部門のタイトルを獲得する実力者。
それだけに、恵まれた体制さえ用意されればタイトルは
狙えるものと思われていましたが、見事にその期待に
答える走りをみせました。
また、ヤマハはワークス復帰一年目でサム・ロウズ以来の
タイトル獲得と、新型R6デビューにはこれ以上無い
勲章を加えました。
来季は総勢、7台の新型R6が走る予定ですので、
しばらくヤマハの時代は続きそうです。