タイトル争いは最終戦へ
MOTO2のレース雨終盤から降り始めた雨は
MOTOGPの頃には路面をしっかり濡らして
ウェットレースでスタートしたMOTOGP。
レースは序盤こそソフトレインをリヤに
チョイスしたザルコが先行するも
路面の雨量が減ってくるとみるみる間に
ロレンツォ、ドヴィジオーゾのドゥカティデュオの餌食に。
ドゥカティの2台は後続を引き離してランデブーするも
やはりというか、ウイングカウルを使うロレンツォの
方がフロントタイヤの消耗が厳しく
後半はフロントが終わってしまい、ドヴィジオーゾに
その座を譲る結果に。
これはタイトル争いを先延ばししたいドゥカティにとっても好都合。
この週末、終始ペースが良くなかったマルケスは
雨の中、じっと我慢のレースで、期待したほど路面も
乾かず、フラッグトゥフラッグにはならず。
ザルコ攻略も叶わず4位に終わりました。
レースはドゥカティがこれ以上ない結果でドヴィが前で1-2。
タイトルに一縷の望みを残す形となりました。
決着は晩秋のバレンシアに持ち込まれることとなりました。
果たして波乱の決着となるか、あるいは順当すぎる結果となるのか。