理想と現実
初めての鈴鹿で8秒台に近いところまで
タイムを上げてきたジャック・ミラー。
やはりGPライダーは速い。
そのミラー、来季はプラマックのセカンドライダーで
走ることが濃厚ですが、彼はマークVDSと契約して
ホンダで走り続けることを良しとしなかったようですね。
HRCとの直接契約は無くなった彼ですが、マークVDSと
契約する道も残されていたんですが・・・。
まあ、それだけホンダには失望しているようです。
彼はHRCと契約したわけですから、もっとマシンでサポートを
期待していたようです。
ただ、ホンダに限らずヤマハもサテライトの扱いってのは
あまり変わらず、最新のパーツも回ってこないし
ライダーに合わせてフレームやら仕様やらが変わることなんて
まず、ありません。
ライダーがマシンに合わせて結果を残さないとならないっていう
ある意味ワークスよりも難しい仕事。
むしろ、今年は去年のバレンシアテストで試した細い剛性の低い
フレームを選択できただけ、今までよりマシだったくらい。
（今年はマルケス以外のライダーは全員こっちのフレームで
シーズンをスタートしてます。マルケスだけは従来型のフレームを
使っていたけど、カタルニアから同じフレームになりましたね）
それまではフレームの選択さえ出来なかったからね。
それで結果が残せなかったわけだから、HRCの決定も
ある意味妥当かだと思いますね。
3年も待ったわけだし。
