嘘か誠か

オーストリアGPのプレスカンファレンス。

ジャック・ミラーの発言によれば
「ロレンツォがドゥカティ接触しているのは事実だ。」
とのこと。

彼によれば、今季終了時点でロレンツォのランキングが
10位以上の場合、ホンダは彼との契約を解除。
ロレンツォはプラマックドゥカティに加入し
最新のワークスマシンを走らせる。

ミラーはバウティスタが抜けたWSBドゥカティ
空席に収まる。
というストーリーがあるようです。

これに対してミラーは
スーパーバイクなんて考えたことも無い」
と回答しています。

しかし、この話は事実なんでしょうか?
今や、MOTOGPの開発はどんどん前倒しで
チェコでも2020年型のプロトが登場したように
既に来期のアプローチは始まっているわけで、
その中には来期のライダーラインナップも含まれている。
今や個々のライダーに合わせ込んでマシンを開発するのは
当たり前の事です。
ミザーノの後にはテストが組まれていて
そこではロレンツォも2020年型をテストするだろうし、
来季型フレームは2種類あるそうですから、マルクとホルヘで
別フレームのマシンで開発していく可能性もありますね。

そう考えると最終戦が終わってランキングが確定してからライダーを
リリースするなんて、まず有り得ないと思うんだけどな。
来季に向けての開発スケジュールを大幅に変更しないと
いけなくなる。それは余りにリスクが高くメリットの無い話。
ホンダサイドは契約を遵守するとしか言ってないしね。

むしろ、こういう情報を意図的にリークすることで
得する人物が居て、それに一部が踊らされていると
見た方がいいように思う。
だってドゥカティサイドの都合でしか話が進んでいないんだもの。


そもそもホルヘ自身は何も言ってないわけだし。


既に始まっている2020年に向けての開発の
途中でライダーを入れ替えるなんて、とても
勝つ為のプランとしては得策とは思えなんだよな。

だから嘘か誠か?なんだよね。