言い訳は出来ない

ジジ・ダリーニャさんがSKYのインタビューで
答えていますね。
5度の世界タイトルを獲得したホルヘをチームに
招き入れた以上、我々は言い訳の出来ない状態だ。
と。
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彼のチームメイトに関してはカタルニアまでに
決める予定とのこと。
つまり、ヘレス、ムジェロ、ル・マンの走りが
ダブルアンドレアの命運を決めることになりそうです。

かつてのロッシ在籍時代の不振の責任を取って
更迭されたフィリッポ・プレジオーシの後任として
アプリリアからリクルートされた彼が、
いかにデスモセディッチを改革したかは今更触れるまでもない話。
この名エンジニアがいかにホルヘの要求するマシン作りを
するかというのも注目ところです。
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そういう意味ではテストライダーのストーナーの存在も大きいです。
遠藤さんいわく、ストーナーがテストライダーとして
ドゥカティに居ることもホルヘの移籍に対して後押ししたんではないかと。
ホルヘと同じレベルでマシンを走らせることが出来るライダーとして
ストーナーを評価しているってことですね。

彼、ストーナーのテストライダーとしての手腕は中本さんが
詳しく語ってますけど、マルケスとペドロサというフレームから
異なる2台のマシンをほぼ同じタイムで走らせることが出来る。
つまり、ただ感覚的に速く走らせるだけでなく、時計で測ったように
ストライダー的なブレーキング、アクセルワークを高次元の
タイムの中で実現して、しかもフィードバックが適切というもの。
彼が去年のセパンテストで15年型RC213Vの問題点を指摘していたのは
有名な話です。