対応力

去年からフランス製造品に変わった

初期グリップがかなり低く走り込んでくると
グリップが出てくるという代物でかつ
絶対的にグリップが低いというものみたいですが、
それ以外でも、タイヤごとの品質にバラつきが
あったりもするようですね。
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それがセッティングをキッチリ詰めるタイプの
中上選手からすると、昨日のタイヤでは良かったのに
今日のタイヤだと合わないとか、スタートしてみたら
グリップ感が低くてペースが上げられない
という状況に結びついているようです。
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じゃあ、成績を残しているラバットとかザルコとの違いはっていうと
スタートを切ってしまったら、後はライダーの適応力。
対応力の違いだと思うんですよね。
ラバットなんか、典型だと思うけど、走りこむごとに
タイヤを理解してタイムを上げていく。
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彼はフリー走行からセッティングをいじらず
ひたすら走り込むことで、タイヤを理解してタイムを上げていく
戦法を取ってますけど、少なくとも今のタイヤに関しては
こういうスタイルの方が有効。
実際、ラバットが台頭してきたのは、このタイヤを使うようになった
去年からですからね。
ザルコに至ってはタイヤがグリップしなくてもお構いなしというか
マシンをコントロール下に置けていればOKみたいな感じなんですよね。

この辺の対応力のスキルってのを上げていかないと中上選手は
厳しいように思いますね。
本人もラバットと同じ戦法を最近取ってますけど、
やはり日本でBSタイヤというミューの高い路面、タイヤで
育った弊害が若干出てしまっているようにも思いますね。