課題は一周目

中上選手は初日3番手スタート。

ここんとこトップ10圏内に居ることが
多くなって、確実にセットアップが決まっているのは
間違いないんだけど、結果がついてこない。
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去年からフランス製になった今のワンメイクタイヤは
走り込まないとグリップが出てこない特性があって
それゆえに、ラバットとかみたいな走り込むライダーに
向いているんだけど、それゆえにレースの一周目とかだと
グリップ感が薄くって、なかなか攻められないんですよね。
中上選手はそれが顕著で、予選が良くてもオープニングラップで
がっくり順位を落としてしまって、そこから追い上げる
という展開が多く、マシンのタイム差が小さいMOTO2だと
この遅れが結構、致命的なんですよね。

もちろん事前のセッションで皮むきもしているようだけど
この一周目の走りを改善できればトップグループに
付いていけると思いますね。
インディでは皮むきが足りなかったって言ってましたし。