もてぎに行ってわかったこと

さて、ぼちぼちもてぎリポートなぞ。

まず、ヤマハワークスの圧倒的な速さですね。
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決勝こそ、路面コンディションの妙もあって
ペドロサが勝ちましたが晴れなら、あの2人の圧勝だったでしょう。
そのくらい、別次元の速さをみせていました。
ホンダは対抗できてませんでしたね。

フルシームレスミッションに熟成の電子制御
最適化なった重量位配分により実現したハードブレーキング。

去年の8耐ヤマハの辻さんが言っていた打倒マルケス
正にやってのけたという感じですね。

得にフルシームレスになって加速、減速のロスが無くなったのと
ブレーキングに集中できるようになったのが
大きいかと。

2コーナーからの立ち上がりで見ていても
オープンのマシンに乗るエリアスがシフトアップする度に
音が途切れるのに対して、
ワークスのロレンツォはスイーーーっと加速するから
みるみる差が付いていったのが印象的。
加えて、オープンはアンチウイリーが効いてないのか
フロントが上がってくるから、ライダーはそれにも対応しないといけない。
ワークスマシンはフロントが浮くか浮かないかギリギリで
スイーーーと加速。
多分、2コーナーから3コーナーの間だけでもコンマ5秒以上
差がつくはず。

オープンがスポンジだけのケーキだとしたら
ワークスヤマハは綺麗にクリームをスポンジの周りに
コーディネイトしたケーキ。
そのくらい違う。

ちなみにテック3は昨年型のシャシーに一部のみ
シームレスです。