その領域を覗く

もう一丁、中須賀さんの話。
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MOTOGPのテストライダーであるために
レギュラーライダーであるホルヘやロッシの
コメントを聞いて再現テストをすることもあるそうで、
時にはホルヘ並みの深いバンク角、コーナー速度で
走ることも求められるそう。
「このコーナーでこの速度で走っていると
チャタリングが出るんだ」
みたいな場合。
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当然、中須賀選手もその領域にチャレンジするそうですが
時には
「無理です」
って断ることもあるそう。

世界最高峰のライダーと全く同じように走れたら
レギュラーライダーになれちゃいますよね。
ただ、その領域に近づけるよう、日々努力をしていて
それが結果的に全日本での好成績に繋がっているそう。
特にスライドを感知する感覚を研ぎ澄ますってことが重要みたいですね。
中須賀さんわいくホルヘはタイヤの前後の面圧の
コントロールが絶妙に上手いそうです。

そういう意味じゃあ、青木ノブさんがレギュラーの2人は
想定を上回る走りをしているって言ってましたけど
ストライダーである青木さんや津田君はその領域を
覗けるようにさらに精進が必要になってくる。
ということでしょうか。