戦いながら仕込みもね

来シーズンのMOTOGP
これまでになく、難しい対応を
メーカーは迫られそうですよね。
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それは目の前の2015年シーズンの戦うマシンを
熟成、向上させながら
来る2016年シーズンに向けての車両開発も
同時進行しないとならない。
それは800から1000になった時とかそういう時よりも
違う意味で変化の年ってことで。
 
とにかく、2016年から使う共通ソフトの開発は
2015年の7月で凍結されるわけですから
それまで各メーカー間の綱引きが続く事になるでしょう。
車体に設置するセンサーの数も共通ソフトに応じて
決まってくるようで、一番緻密に制御している
ホンダは現行よりもいくらか劣る状態になる可能性があり
逆にドゥカティあたりは現行と同等の制御に落ち着くって噂も。
どの車体もセンサーの配置、数は一緒になるそう。
アプリリアとスズキは助かったりしてね。
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そして各メーカーが分担して行うミシュランのタイヤ開発も。
これはどのメーカーもいち早くタイヤの特性を掴んで
重量配分の見直し、フレーム剛性の最適値の正解を
見つけて、2016年モデルの開発を進めたいハズ。
 
なんか、もうじき客に出す料理の盛り付けをしながら
その横で、仕込みを始めている、そんな台所事情が
見て取れます。
年の瀬なんて関係なく、各メーカー忙しそうですね。
 
セパンまで一ヶ月ちょっと。