JSBの来季は

さて、JSBも来シーズンはホンダとスズキが
ニューマシン。
カワサキは今季のエヴォリューション的モデルを
投入して、打倒中須賀体制が強力になることが
予想されます。

その中でカワサキに関してはライダー2人が
入れ替わるため、やや出遅れることが予想されますね。

となると、ホンダとスズキに期待がかかるところですが、
ホンダはいかんせんニューマシンと言いつつ
中身は今年までのマシンのキャリーオーバーが多く
純然たるニューマシンではないので、そこまでの戦力アップは
期待できないか。

となると残るはスズキで、新型GSX-R1000Rのポテンシャルは
言うまでもないところで、期待がかかるところなんですが・・。

気になるのは車体ではなく、電気の話。
ヤマハのR1がほぼM1と同様の電子制御を積んでいると言われていますが
その点について、スズキのブリヴィオ監督が明らかに
ソフトの部分でスズキはヤマハに負けているって証言しているんですよね。
(昨シーズンの各メーカー独自ソフトだった時代について)
それはGPで3年走っていなかったブランクの影響がモロに
出ている部分か。
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となると車体のポテンシャルがほぼ同等だとすると
タイヤの使い方など電気の部分勝負になった時に
スズキがどれだけソフトを開発できるかって話になってくるか。
残念ながらこの分野はヨシムラではなく、スズキの仕事だと
思いますからね。
今GPを戦っているスズキに全日本に割くだけのリソースが
あるとも思えませんが。
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そう考えていくと、来季も中須賀選手の時代は
続きそうだなぁと思います。
ただ、同じヤマハの同胞、ヤマルーブの2人に関しては
シーズンが進むにつれて、車体のアップデイトが進み
中須賀選手の車体に仕様が近づいているそうですから
あとはライダーの戦いしだいでは、一矢報いる一番手かも。
ただ、鈴鹿のレースを見た限りではまだまだタイヤの使い方が
なってないって感じでしたから、いかに経験を上積みできるかですね。
インタビューの感じだと来季もチームは存続で
ライダーも同様っぽいんで、勝負の年になりそうです。