仁義なきストーブリーグ

例年よりも展開が遅い今年のストーブリーグですが、

ここに来て、少しずつメーカーの動向で明らかになってきましたね。

オフィシャルなところでは、アプリリアがアレイシとビニャーレスと

契約延長、そしてRNFレーシングが来期からアプリリアのサテライトに

なることが発表されました。

これはヤマハサテライトチームを失うことを意味し、スズキの撤退もあって

このままだとグリッド2台減が現実になります。

果たして噂のレオパードはヤマハのサテライトになるんでしょうか?

 

また、驚いたのは、ドゥカティのワークスシートを失いそうな

ジャック・ミラーのKTMワークス入りのために、現在のワークスライダーである

オリベイラにテック3行きを持ち掛けていたという話。

しかもこれは事実でオリベイラは激怒して断ったとのこと。

まあ、KTMに優勝をもたらした彼が、彼より戦績の劣るビンダーを差し置いて

なんでサテライト行きなのか理解出来ませんが。

もはやKTMの育成路線でもおちおちしていられないのが今のKTMのようです。

もちろん、オリベイラのテック3行きの先には現在、テック3にいるルーキー2人の

どちらかが放出される前提だったのもゾッとする話。

わずか半年足らずの結果で放出を決められては・・・・。

レミーがしきりにwsbの話を持ち出すのも理解できるところです。

彼は感触的に放り出されるなら自分の方かもと考えているのかも。

 

これまでの育成やコネなんかも無視しての移籍、移籍に関わる要素が

複雑に絡まって予想が難しいストーブリーグですね。

まあ、ドヴィとダリンは来期は居ないと思いますが・・・・。