ポルの気持ちになってみると

昨日ストーブリーグもほぼ終盤と

書いた端からサプライズ。

 

KTMのエース、ポル・エスパルガロ

レプソル・ホンダとサインをかわした模様という

ニュースが飛び込んできた。

 

これまではアレックス・マルケスがもう一年ワークス契約

更新の噂が根強かっただけに、ビックリしたけど、

ポルはどうやらドゥカティとホンダと交渉を行っていた模様。

つまり、KTMを出る気だったらしい。

 

想像するに、今年、29歳を迎える彼にとってもはやキャリアは

中盤を過ぎて、ベテランと呼ばれる領域に入っている。

年上だったダニやホルヘが引退し、下からはファビオや

ミルといった新たな才能が台頭してきている。

その中でテック3・ヤマハで3年、KTMワークスで3年過ごして未だに未勝利。

今後、KTMワークスで走り続けると仮定した時に果たしてキャリアを終えるまでに

MOTOGP優勝を成し遂げることは出来るか?世界王者に手が届くことは

あるのか?

と考えた時に、ドゥカティあるいはホンダという選択肢の方が

遥かにそれは現実的であると考えられるでしょう。

そして、実際、その選択肢があるとすれば?

マルクを倒せるのは俺だという思いが強い彼からすれば、

同じチーム、マシンで走れるのはこれ以上ない、自身の価値を高め

世界王者に挑戦するチャンスと捉えるでしょう。

彼はマルクを倒すのは俺だくらいに思っているでしょうから・・・。

 

今回の移籍が本当なら、そういうことじゃないかな?と推測する。

 

しかし、そうなるとKTMは新たなエースをさがす必要が出てくる。

一旦は沈静化したドヴィのKTM入りの噂が再燃してきそうです。