クラッチロウのジレンマ
カル・クラッチロウによれば、去年の終盤
彼を襲った足首の複雑骨折の後遺症はまだ残っているそうで
レースを終えた後は刺すような痛みが足に残るとのこと。
しかし、彼が手術に踏み切らないのは、完治までに
6週間かかるということと、シーズン終了後のオフテストが
始まるからだ。
昨年、彼は豪州GP以降、この骨折により長期欠場
オフのテストには参加せず、年明けのセパンテストが
2019年型の初ライドとなったが、彼はその時点でブレーキング時の
違和感を訴えていた。
結果的に彼の危惧は現実のものとなり、マルケス以外の
ワークスマシンに乗るカルとホルヘは2019年マシンのこの特性に
悩まされ、度重なる転倒を喫することになりました。
カルからすると、2019年型のプロトタイプが出来上がってきた
バレンシアのGP事後テストに参加できなかったことが全ての要因と
考えているようで、去年の二の舞を踏むまいと、何としても
今年のバレンシアGPの事後テストには出るつもりみたいですね。
そのためには痛みにも耐えると。
本当は手術を受けたいんだろうけど・・・。