続 悩みは深く 

ホルヘには悪いけど、結局2018年フレームを投入して

わかったのは、フレームの変更レベルでは問題解消には

至らないってことじゃないかな?

基本的な重量配分が変わらないからね。

 

2018年フレーム及び穴あきのステアリングヘッドを

見ても、ホルヘはフロントの自由度を欲しがっているのはわかる。

RC213Vはフロントタイヤが頑固なハンドリング特性なんでしょう。

それはハードタイヤしか履けないことでもわかります。

重量配分で言えば、前輪荷重が非常に大きいマシン。

ブレーキングでフロントにどんと荷重が乗って、フロントが

ビシッと決まってしまうとテコでも動かないようなマシン。

 

あくまでも推論で言えば、ホルヘは非常にコーナーリングで

ステアリングを切って、マシンを引き込んでグイグイ旋回させる

スタイル。

でもRC213Vでそれをやると切れ込むか転倒するかなんでしょうね。

ホルヘはもっとフロントに自由度が欲しい。

だから穴あきトップブリッジでフロント周りの剛性を落としたり

フロントからのインフォメーションが多い2018フレームを使いたがるんでyそう。

でも、根本的な重量配分、エンジンの搭載位置は変わりませんから

根本治療にはなってない感じですね。

 

ドゥカティはホンダに比べて全然前輪荷重が少ないですから

それだけ自由度もあるし、ホルヘがフロントにソフトを履いても

ちゃんと完走出来るレベルでタイヤが持つ。

 

同じV4でも全く重量配分、考え方が違うんでしょうね両者のマシンは。