悩みは深く
マルケスしか乗りこなせないと言われる
ホルヘ・ロレンツォですが、オーストラリアでは一転
再び、酷い問題に見舞われてしまいました。
このレースからホンダのRC213Vに乗ったヨハン・ザルコも
全く同じ問題点を指摘していますが、リヤのトラクションが
足りず、タイヤのグリップ不足で全く速く走れなかったようですね。
ホルヘいわく、着座位置と頭の位置が前過ぎたのが問題のようだ
とのことですが、この辺の問題は本来であればシーズン開始前に
抽出して、改善しておくべきポイントとも言えるでしょう。
次から次へと問題が続出するRC213Vとのマッチングにおいて
2018年シャシーを投入したことで、その辺がようやく明確に
なってきたとも言えるのかも知れません。
恐らくですけど、ホンダはバレンシアテストでは
2019年型の進化型のシャシーと
2018年型の進化型のシャシー、両方準備テストをさせて
マルク、ホルヘ、カルの3人の好きな方を選ばせる手法を
取らせるんじゃないかな?(過去にもやっている)
ホンダとしてはマルクしか勝てないマシンしか
作れないメーカーと言われるのは不名誉なことでしょうから。
しかし、ホルヘの悩みは深い。
明日はその辺をもう一丁掘り下げて書いてみたいと思う。