ハードもソフトも揃えて

鈴鹿サーキットで新型CBRとおもしき車両が

目撃されましたが、噂通り、サイドカウルが二重構造に

なっていて、その間にウイングらしきものが確認され

センターダクトと、かなりの本気仕様であることが伺えます。

 

HRCワークスとなって2年、鈴鹿8耐では2年連続で

苦杯を舐めているわけですから、必勝を期してのリーサルウェポン投入

というところでしょう。

 

と同時に、まさに今年の8耐がそうでしたが、いくら優秀な

マシンを作り上げても、それを走らせる実力のあるライダーの

駒がある程度揃っていないと勝てないのが耐久レース。

 

噂では、ホンダは過去に8耐3勝の実績を持つ

レオン・ハスラムをそのために獲得する方向のようですね。

 

ただKRTをクビになったハスラムですから、HRCとしても

ワークスには受け入れることは出来ないので(そこまで評価は高くない)

モリワキを援助して、モリワキ・ホンダのサテライトで

走らせるように画策しているようです。

 

とにかく、ソフトもハードも足りない状態で戦っていた

ホンダが2年の屈辱を経て、ようやく本気になったというのは

他メーカーからすれば倒しがいがあるし、ライダーの

モチベーションも上がるというもの。

来季の鈴鹿8耐は更に熱くなりそうです。