オーストリア初日色々

トップタイムはポイントリーダーのマルケス

ブレーキングが非常に重要なこのコースで
例のカーボン補強のシャシーが非常に
有効な模様。
シャシーのしなりを使ってフロントタイヤを
押さえつけるスタイルの彼にはより強固になった
ニューシャシーはマッチングがいいようです。
タイヤの消耗度合いに問題が無ければ、決勝に投入するかも
とコメントしています。

2番手はビニャーレス。
彼はチェコのテストでも2020年型に乗るより
オーストリアに向けてのセットアップを進めてましたから
それが結果に結びついた形か。
ただし、ブレーキングで頑張ってもストレートですぐ
追いつかれてしまうと語ってますから、
予選はともかく、決勝は厳しいように思われます。

それは4番手と好タイムの中上選手も同様で
この好タイムはブレーキングが決まっているからだとは
思いますが、やはりストレートでライバルにかわされる
可能性は高いですね。

ロッシもこのコースではパワーが無いから前からスタートすることが
重要だとコメント。ビニャーレスと同じような
レース展開を考えているようです。

クワッタハッホは今回からカーボンフォークと
新型の軽量スイングアームを投入。
ヤマハの優先順位がやや上がって来ているようです。
軽量スイングアームは恐らく、前後重量配分の改善に
役に立っていると思われます。
彼の走りには注目が集まるところ。