ファビオ勝つ
突然の覚醒というか、なんというか。
ファビオをずっと応援している私でも
ビックリする位の意外なポールトゥウィンとなった
カタルニアGP。
クワッタハッホの最大の武器は驚く程鋭いブレーキング。
マシンがかなり寝ている状態でも躊躇なく突っ込んでいく
テクニックがあります。
ただ、それはシャシーだったりタイヤだったりの限界を
超えてしまうし、結果的に立ち上がりが遅くなって
タイムに繋がらないケースがしばしば。
でも昨日の走りを見る限りスピードアップシャシーは
非常に横へのスライド量が少なくまっすぐ止まってましたね。
あれだけきっちり止まれれば彼のブレーキングが生きると共に
ライダーもタイヤ、シャシーの限界を超えないように
コントロールしながら抑制を効かせて走っていたような。
生意気だった少年が年を取って、ちょっと抑制が効いて
結果を残したと見ていいのかな?
かつての伊藤真一さんの名言
「タイヤの限界以上では走れない」
を思い出しました。
とにかく意外性に富んで、嬉しい勝利でした。
願わくば、この好調さが継続することを望む。