その差12km/h

ムジェロでマークされた最高速を比較すると
ドゥカティのミケーレ・ピッロと
ヤマハ4台の平均最高速度を比較すると
実に12km/hもの速度差があるそうです。
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350km/h近辺での12km/h差ですから
これは非常に大きい速度差で、
距離にすればスリップが使えないレベル。
ロッシはKTMのポルにまるで止まっているようで
抜いていくのが申し訳なかったとまで
コメントされています。
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ただ、ヤマハにとって難しいのは、過去2年
苦しめられ続けてきたリヤタイヤのグリップ、トラクション
消耗の問題の解決に注力してきて、一定の目処は
立っているわけだから、その面では今年のエンジンは
過度特性は悪くない。
ただし、高いピークパワーを追求していった時に
この過度特性の良さを維持できるかというのが
新たな課題として出てくるわけで、その辺が高い次元で
両立できるエンジンレベルにはまだ無いってことなんでしょう。

これに関しては一歩一歩、ブロックを積み重ねるように
高みに向かっていくしか無いですね。