終わってみれば

鈴鹿８耐で負った負傷も癒えつつある

中須賀選手がいつもの中須賀展開に持ち込んで

勝ったレースでしたね。

終盤までトップ集団の中で機を伺い、

残り数周でトップに立つとペースアップ、

後続を引き離すという横綱相撲でした。

ただ、もてぎもそうだったけど、R1はスタートシステムが

イマイチで必ずウイリーして出遅れるけど

これは愛嬌の範囲か。

逆にロケットスタートを決めたのが加賀山さんで、2周ばかり

トップを走ったけど、多分BS勢がしっかりタイヤに熱を入れて

本来のペースで走り出した時点から、バシバシ抜かれ出してしまうのが

今のタイヤの戦闘力。

見せ場は作った。

次にトップに立ったのがヨシムラの渡辺一樹選手で

こちらはしぶとくトップを走っていたものの

タイヤの持ちという点で、中須賀、野左根、高橋巧のファクトリー3人に

負けているのは明白で、途中からペースダウン。

抜かれて４位でした。

津田選手は今回は終始いいとこ無かったですね。

野左根君はもてぎと同じで、速さはあるけど、レース展開

駆け引きで中須賀選手に負けてしまった感じですね。

レースの主導権を握るような戦い方を身につけるのが課題か。

しかし、中須賀選手は勝ってはいるものの

ライバルが強くなっていることは去年のような

独走劇が無くなったことでもわかります。

それだけに考えての慎重な戦い方が増えたように思います。

ライバルの足音は確実に近づいてます。

残り2戦、3レース。

タイトル奪還まであと少し。