トラクションを逃がすな
相変わらず不振を極めるヤマハ勢において
どこ吹く風で顔で快走を続けるヨハン・ザルコ。
彼のライディングの特長は今時のライダーには
珍しくオフセットが少ないライディングフォーム。
彼自身、あまり身長が大きい方ではなく
手足も長くは無い方ですが、基本的にマシンのセンターに
体があるのが特徴です。
今時の多くのライダーはマルケスに代表されるようにオフセット量が
多いのがスタンダードとなっています。
かけられない問題を抱えているのに対して
彼は彼自身の体重をセンターにしっかりかけることで、絶妙な
トラクションを生んでいるんじゃないかな?
とにかくタイヤの接地面に対する荷重コントロールが抜群。
ビニャーレスとかの乗り方はむしろ電子制御が仕事をする
こと前提のフォームと言いますか。
オフセットが多いよね。