狙うのは復帰後初優勝

期待を持って迎えられた新型R1と

新体制のヤマハファクトリーですが

ここ2年は思うような結果が残せませんでした。

それはやはりというか、全く新しい

クレセント・レーシングとのマッチング

そしてピレリタイヤへのマシンの適応にそれだけ

時間がかかったということだと思います。

とにかくWSBは優れたシャシーがあろうと、

パワーがいかにあろうと、このイタリア製タイヤを

いかに上手く長持ちさせ速く走らせるかが鍵。

そのためにはレギュレーションで許された範囲で

いかにこのタイヤへのマッチングを図れるか。

カワサキの強さの一端はここにあると言っても過言ではありません。

しかし、3年目のパタ・ヤマハはようやくタイヤを物にしつつあるよう。

いよいよ復帰後初の優勝が見えてきたか。