長所を伸ばせ


なんかヨーロッパと日本の教育に対する
考え方のような気もするけど・・・。

今シーズンのドゥカティの快走を見ていると
彼らはウイングレットを失った今シーズン
フロントへのグリップを上げる対策をしてくるんじゃなくって
リヤの加速力、トラクションの良さに磨きをかける
方向に舵を切っているように見えます。
イメージ 1
つまり、短所をなんとかするんじゃなくって、長所をより伸ばす
っていう考え方ですね。
イメージ 2
そして今季のミシュランのタイヤ特性とも相まって
結果が残っている。
とにかく今年のミシュランはコーナーがどうにもならんから
直線で前に出ておけば、まず抜かれないし
よりタイヤを長持ちさせればその状態がずっと続く。
マスダンパーと思われる箱も、その長持ち対策なんでしょう。

ある意味、逆転の発想というか、良いところをより伸ばそうとする
スタンスは欧州とかアメリカである考え方だなと思った次第です。
他の項目がオール2でも一個だけ10があれば、それを20まで磨きを
かければいいみたいな。
日本だと、全体を平均的に8くらいにしようとするからね。