勝敗を分けたのは・・・

終盤まで接近戦を演じた
マルケスとフォルガー。
イメージ 1
両者の勝敗を分けたのは
ワークスかサテライトか?だったのかも・・・。

共通ソフトになってから、トラコンは
スタート前にあらかじめ、減速側3種、増速側3種を
登録して、タイヤの消耗に合わせて
ライダーが手元で切り替えていくようになっています。

じゃあ、そのトラコンの効き具合をどの程度に
して登録しておくかってポイントはまさに
チーム力の部分。
タイヤエンジニアとチームエンジニアが共同で
タイヤのタレを予測するわけですが・・・。

ワークスとサテライトではそもそもチームスタッフ
数が違うんですよね。
ワークスだと確かライダーひとりに7人くらい
エンジニア+メカニックがつくはず。
対してサテライトは3,4人のハズ。

この辺が電子制御のきめ細かい合わせ込みに
影響してくる可能性は無くは無いかと。
もしも、フォルガーがヤマハファクトリーなら
違った結果になったかも。

実際、フォルガーはラスト2周でタイヤが完全に
終わっていたそうです。
これはトラコンの効きを最大にしても
それ以上にタイヤが消耗して滑っている状態。

だからサテライトで勝つってのは相当ハードルが高い。