問題点はスタビリティか

フォルガーの手も借りて、旧型と新型の
シャシー比較を行ったヤマハ
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問題改善に躍起という感が強いですね。

どうもロッシやフォルガーの話を総合して見ると
2017年型の方がブレーキングの安定性が強いみたい。
強いんだけど、強いが故にそこからの旋回で
フロントに負担がかかってくる。
だからフロントが早く消耗するし、フロントタイヤが
機能しない状態だと、リヤタイヤで曲がらないといけなくなって
リヤタイヤの負担がまして、リヤが早く消耗するという悪循環。
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2016年型の方がより前後のバランスが取れているというか
フロントが自然に旋回していくようですね。
ザルコの鋭いブレーキングでもマシンがちゃんと曲がってくれるので
入っていけるという感じか。
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まあ、ヤマハからしたらロレンツォが去って、エースはロッシ
なわけですから、彼の武器であるブレーキングのスタビリティに
特化したシャシー作りをするのは、当然の成り行きですから
こればっかりは何とも。
むしろ、ロッシがこいつをどう評価したんだって話です。
今になってロッシはブチブチ言っているようですが、
2017年型を使い続ける判断をしたのは彼ですからね。

問題点が明確になったところで、今シーズン残り
どうシャシーを改良していくのか。