行けるけど、行けない

予選では2番手につけたマルケス

マシンの挙動を見ていると彼好みの
フロントに対してリヤがちょっと外に出て
フロントが巻き込むような動きで
それなりにタイムが出ているのも納得というところ。
向き変えが早いスタイルですね。
イメージ 1
ただ、ブリヂストンに対してフロントのスタビリティが
足りないミシュランはちょっとでもこのリヤの挙動が
行き過ぎると、切れ込んで転倒に繋がるだけに
ライダーの意識的にはもっと攻められるのに
ハード側の限界が低いから、そのギリギリで我慢して走っている
という感じでしょうか。
多分、ブリヂストンならカウンターをあて気味で
何事もなかったかのように立ち上がれるはず。
特に最終コーナーは挙動が安定してないから、
ホンダ得意のストレートスピードが伸びないよね。
もちろん、電子制御の劣化によって、リヤのスライド量を
思うようにコントロールできないのも大きい。
イメージ 2
これ予選だから、タイヤがフレッシュでこの挙動で
収まっているけど、
タイヤが消耗する決勝だとかなり厳しくなるパターンじゃないかな。
もう、フロントもリヤも動きまくって乗れないんでは?